財産承継の仕組みづくり

新年明けましておめでとうございます!

 

伊勢神宮の持続可能な仕組みづくりについて

書きます。

 

伊勢神宮には、20年ごとに

お宮を新しく造り変える

式年遷宮(しきねんせんぐう)」

という慣わしがあります。

 

新しくなるのは建物だけではなく、

社殿に納められている装束や神宝なども

作り直されます。

 

遷宮飛鳥時代の690年に天武天皇から

始まり平成25年の遷宮は第62回目との

ことです。

この遷宮によって、神宮はいつも新しく、

昔と変わらない姿を保つことが

できるわけです。

 

20年は昔の一世代にあたります。

20年に一度繰り返される伊勢神宮

この事業によって、お宮を造る技術は

次の世代へと引き継がれ、

失われることがありませんでした。

 

引き継がれたのは建築技術だけではなく、

建築に使う木材や資金の調達、

遷宮を支える全国の組織、

そのための人材育成など、

事業そのものが承継されることになりました。

 

天武天皇は、神宮がこれまでの間、

常に新しく神聖な場所であるための

仕組みづくりを行ったということです。

 

土地持ちの資産家の財産承継の

お手伝いをさせて頂くと、

不動産の数が多い方ほど、次の世代に、

現在どの不動産がどこの場所に所在し

価値がいくらぐらいなのかなどを

正確に伝えきれてない場合が多いと感じます。

 

そのために私は次の世代に財産を

引き継がせるための最善の仕組みづくりを

追求していきます。